世論観測所

政治経済、教育、時事ネタなどを中心に独自の視点で論評

孫正義、南場智子の指摘する日本の競争力と復活への道

ちょっと目に止まった記事があったのでメモがてら言及しておく。

断言します! 日本がモノ作り産業で競争力を取り戻せる日は二度と来ない!|リーディング&カンパニー株式会社

この記事の要旨は以下

  • 「モノ作り」で日本が競争力を取り戻すことはもはやない
  • 日本の教育「暗記7割、思考3割」を逆にせよ
  • 日本復活を狙うならアジアを中心としたモバイルビジネスが有望
  • 創造性を伴うクリエイティブな分野や産業にシフトすべき

孫正義の言ってることをもとにしてる記事なので、まぁ取り立てて新しい事でも無い。私も完全に同意だ。

(孫さんは昔から同じことを繰り返し主張してる)


白熱激論! 田原総一朗×孫正義「なぜ日本からiPhoneが生まれないのか」 電子教科書は日本を救うか 第2回 | 田原総一朗のニッポン大改革 | 現代ビジネス [講談社]

 

例えば↑これ2011年の対談。

 

ごく最近目にした記事ではDeNAの南場さんも同じような事をインタビューで語っている。


南場智子さん「プログラミング教育で日本からザッカーバーグを」【DeNA創業者】

 

孫さんも南場さんも共通した見解というのが「自動車やエレクトロニクス」といった旧来の「オールドエコノミー」ではもう中国や人口の多い新興国には勝てないということだろう。

資源がない日本が今後100年、200年と存続していくためには稼がなければならない。しかしオールドエコノミーでは物量に勝る諸外国には勝てない。今かろうじて勝っている分野も遅かれ早かれ追いつかれる。そうなったときではもはや遅いのだ。

私個人の考えとしては日本復活の鍵は「教育」にあると思っている。