世論観測所

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子育て給付金休止の裏側に潜むもの


子育て給付金、2015年度は休止との報道に「選挙は何だったのか」との声も

まぁそうなるよね。表向きな理由は消費税アップを先延ばしした事と、「給付金」を配る際のコストが高くて費用対効果という面から休止という判断になったらしいが、結局は限られた財源を「年寄り」と「若者」のどっちに使うかという話になって来る訳で...。今回は若い世代がバッサリ切られたという形だ。

裏にはやはり選挙とそれに伴う政治力学が働いているように思う。政治家が選挙で直接的に票に繋がる高齢者を重視するのは現状の選挙制度と世代間の投票率からするとやむを得ない。恐らくこういった事は今後も多かれ少なかれあるだろう。

若者の投票率改善を訴えるのはもちろんのことだが、やはり選挙制度自体を変える必要があるのではないだろうか。