中国スマホメーカー「シャオミ」はAppleを越えるか?
興味深い記事が東洋経済に乗っていた。
赤い新星「小米」、ついに世界シェア4位へ | 通信 | 東洋経済オンライン
赤い彗星こと「シャオミ(北京小米科技)」は以前からその存在を注目していた企業だか、いよいよその成長がめざましくなってきたという印象だ。
この記事によると韓国のLGやサムスンなどライバル企業が軒並みスマホの出荷台数を落としているのにくらべ、シャオミは5.3%から5.7%へシェアを増やしている。シャオミは2010年に設立された企業だが、2014年の売上高は約1兆3000億円を見込んでいる。その成長には目を見張るものがあろう。
躍進の立役者はシャオミの雷軍CEOだ。彼の特集記事が同じく東洋経済オンラインに掲載されているので是非読んでみて欲しい。
中国のジョブズ、北京小米CEO雷軍氏の素顔 | オリジナル | 東洋経済オンライン
この記事からも分かるようにマスメディアへ広告を出さず、ひたすら「米粉(シャオミのファン)」へのサービスや製品を改善していくといった手法は新しい。革新的な考えの持ち主ということが伺える。なるほど「中国のジョブズ」と言われる所以だろう。
中国は人口が多く、まだまだ携帯電話を持っていない潜在的な顧客が埋もれている。日本のように飽和した市場ではないので将来性も抜群だ。
さらにシャオミは単なる携帯電話メーカーにとどまらず、雷軍CEO自ら「手本にすべきはAppleやAmazon」と公言している。
2~3年後すぐにAppleを越えるということはないだろうが、10年先くらいにはあるいは...シャオミの今後の成長に目が離せない。